簡単日本史|第12章|下剋上と新しい戦いの時代

⚔️ 戦国時代①

将軍より地方の大名が強くなったのは、どうして?

1467・1485・1543・1549・1573年/下剋上
① 時代のつながり・約4分

「室町時代」と「戦国時代」は重なっている?

重なっているよ! 戦国時代は室町時代の後半に当たる。応仁の乱(1467年〜)のあと、各地で実力を持つ武士たちが領地をめぐって戦う時代になった。

① 室町幕府の力が弱まった
京都の将軍が全国の守護大名をまとめにくくなった。
↓
② 強い武士や家臣がのし上がる
身分や家柄だけでなく、実力で領地を広げる者も出た。これが下剋上(げこくじょう)。
↓
③ 戦国大名が領地を治める
各地の大名が城・家臣・法律・税を整え、自分の領国を支配した。
1467
応仁の乱が始まる。戦国時代の始まりの目安とされる。
1485
山城の国一揆。国人や農民らが争う大名たちの軍を退け、自治を進めた。
1488
加賀の一向一揆。浄土真宗の門徒らが中心となり、守護を倒した。
時代区分の注意:室町幕府は1573年まで続く。戦国時代は一般に応仁の乱のころから始まるとされるが、始まりの区切りには複数の考え方があるよ。
② 大名の政治・約4分

戦国大名は「戦うだけの人」だった?

戦に勝つだけでは、自分の国を長く治められない。戦国大名は、領地で暮らす人々を支配する仕組みもつくった。

📜 分国法

大名が自分の領国の中で定めた決まり。家臣の争いや土地の問題を治めた。例:今川仮名目録、甲州法度之次第。

🏯 城と城下町

城を守りの中心にし、周辺に武士・商人・職人などが集まる町が発達した。

🌾 村と田畑

年貢を集め、田畑や用水を管理して軍を支える力を確保した。

🤝 家臣団

家臣をまとめ、戦争や領地の支配のために役割を分けた。

⚔️ 名前も知っておこう

北条早雲(ほうじょうそううん)は関東で勢力を築いた戦国大名の先駆けとされる。武田信玄(甲斐)と上杉謙信(越後)は、信濃の川中島などで争った。毛利元就(安芸)は中国地方に勢力を広げた。

守護大名と戦国大名:守護大名はもともと幕府の守護として力を伸ばした有力者。戦国大名は幕府に頼らず自分の領国を支配する力が強い。守護大名の家から戦国大名になった例もある。
③ 外国との出会い・約4分

鉄砲とキリスト教は、何を変えた?

1543
鉄砲の伝来。ポルトガル人が持つ火縄銃が種子島(鹿児島県)に伝わり、国内で製造が広がった。
1549
キリスト教の伝来。宣教師フランシスコ・ザビエルが鹿児島に来て布教を始めた。
1573
室町幕府の終わり。織田信長が将軍足利義昭を京都から追放し、幕府は事実上終わる。

🔫 なぜ鉄砲が重要?

遠くの敵を攻撃できる武器が広まり、戦い方や城の守り方にも影響を与えた。ただし鉄砲だけで全ての戦が決まったわけではないよ。槍・弓・兵の動かし方も重要だった。

✝️ 南蛮貿易って何?

ポルトガル人などヨーロッパから来た人々との貿易。鉄砲や外国の品物・文化が伝わる一方、日本からは銀などが輸出された。

次につながるポイント:室町幕府が終わるころには織田信長が勢力を強め、戦国大名たちの争いは全国統一を目指す時代へと進んでいく。
④ 完成ノートを書く・約4分

大事なことを一枚にまとめよう

📓 完成ノート見本|⚔️ 戦国時代①|日付__月__日
⚔️ 戦国時代① 重要ポイント
1.応仁の乱(1467年)の後、室町幕府の力が弱まり、各地で戦国大名が争う。
2.下剋上=下の立場の者が実力で上の者に取って代わること。
3.戦国大名は領国を支配し、分国法・城・家臣団・城下町を整えた。
4.1485年 山城の国一揆/1488年 加賀の一向一揆。
5.1543年 鉄砲伝来=種子島。1549年 キリスト教伝来=ザビエル・鹿児島。
6.1573年、織田信長が足利義昭を追放し、室町幕府は事実上終わる。
⑤ 手書きミッション・約6分

紙に書くと、理由まで覚えられる

✏️ 1. 「なぜ下剋上が起きたのか」を3段階で説明しよう。

ノートを閉じて、紙に自分の言葉で書こう。

書けたら模範解答を見る
室町幕府の統制力が弱くなる
↓
守護大名やその家臣などが各地で争う
↓
実力で上の立場を倒してのし上がる(下剋上)
✏️ 2. 守護大名と戦国大名を比べる2行の表を書こう。

ノートを閉じて、紙に自分の言葉で書こう。

書けたら模範解答を見る
守護大名幕府の守護の権限を基盤に力を持った大名。
戦国大名領国を自分で治める力が強く、家臣・法律・城などを整えた大名。
✏️ 3. 1543年と1549年の出来事を、年・場所・人物で整理しよう。

ノートを閉じて、紙に自分の言葉で書こう。

書けたら模範解答を見る
1543年種子島(鹿児島県)/ポルトガル人から鉄砲伝来
1549年鹿児島/フランシスコ・ザビエルがキリスト教を伝える
✏️ 4. 戦国大名が領地を治めるための工夫を、3つ書こう。

ノートを閉じて、紙に自分の言葉で書こう。

書けたら模範解答を見る
分国法:領国のルールを決める
城・城下町:武士や商人を集める
家臣団・年貢:戦いと政治の仕組みを整える
⑥ 3秒暗記・約3分

答えを隠して、一気に思い出そう

🧠 戦国時代の始まりの目安になる戦いは?
口で答えてから、正解を見る
応仁の乱
🧠 下の立場の者が実力で上の者を倒すことは?
口で答えてから、正解を見る
下剋上
🧠 戦国大名が領国に定めた法律は?
口で答えてから、正解を見る
分国法
🧠 1485年に山城で起きた自治につながる一揆は?
口で答えてから、正解を見る
山城の国一揆
🧠 1488年、浄土真宗の門徒らが守護を倒した一揆は?
口で答えてから、正解を見る
加賀の一向一揆
🧠 鉄砲が種子島に伝わった年は?
口で答えてから、正解を見る
1543年
🧠 キリスト教を日本に伝えた宣教師は?
口で答えてから、正解を見る
フランシスコ・ザビエル
🧠 ザビエルが1549年に来た場所は?
口で答えてから、正解を見る
鹿児島
🧠 室町幕府が事実上終わった年は?
口で答えてから、正解を見る
1573年
⑦ 選ぶクイズ・約6分

誤答も「何のことか」までわかる!

選んだ選択肢について、正解・不正解の理由が表示されます。間違えた選択肢も意味を覚えよう。

1. 戦国時代の始まりの目安となる戦いは?
2. 「下剋上」の意味は?
3. 戦国大名について正しい説明は?
4. 分国法は何のための決まり?
5. 1485年の山城の国一揆は、どんな動き?
6. 1488年に加賀で起きた一揆は?
7. 1543年に鉄砲が伝わった場所は?
8. 1549年、キリスト教を伝えた人物は?
9. 1573年、室町幕府が実質的に終わるきっかけとなった出来事は?
10. 戦国時代と室町時代の関係として正しいのは?
⑧ まとめ・30秒

この時代を一言でいうと?

将軍より地方の大名が強くなる中で、下剋上や領国支配が進み、分国法を定める戦国大名が登場。鉄砲やキリスト教も伝わり、次の全国統一へ向かっていく。

📚 もっと調べたいとき

年号や史実の参考資料

詳しく確かめたいときの公式資料・解説。

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